FPに学ぶ生命保険の見直し術

保険のなかでも誰もがかかわってくるのが、生命保険。とくに、世帯主や家族をもつ方なら気になる保険でしょう。

それだけに、見直しを考える機会が多いのも生命保険です。

ここでは、生命保険のうち、定期保険、養老保険、終身保険の3つの保険について、見直しポイントをまとめています。

ファイナンシャルプランナーとは?

ファイナンシャルプランナーは、お金のプロと呼ばれています。世の中には様々なお金の形があり、その中で生活に関わりが深いお金について、詳しい知識を持っている人をファイナンシャルプランナーと呼びます。

ライフプランニング・将来の資金計画

今の家計でこれから問題はないのか、何か見直しをするべきことはないのかといった今あるお金に対するプランニング

老後まで見据えた生活設計

今の家計だけではなく、心配な老後の資金はどのように準備するべきか、老後の人生設計はどうしていくべきかという長期的な資金計画

子供の教育資金準備

子供が成長するにつれて必要になる教育資金、どれぐらいをいつまでに準備するべきなのかといった計画

必要な保険の相談

もしもの時に備えた様々な保険の中から、ライフプランに合わせて必要な保険を知る相談

 

などなど…一部をピックアップしました。ファイナンシャルプランナーが担うことはたくさんあります。

ファイナンシャルプランナーになるために必要な資格

FP技能検定(3級~1級):日本FP協会

国家資格で、3段階に分かれています。一度合格すると、生涯にわたって所持することができす資格です。

AFP資格:日本FP協会

民間資格で、AFP資格はFP技能検定の2級に合格したレベルと同等の水準とされています。有効期限が設けられており、資格の更新には15単位以上の取得が必要です。

CFP?資格:日本FP協会

民間資格で、CFP?資格はFP技能検定の1級に合格したレベルと同等の水準とされています。

ファンナンシャルプランナーを目指すことで得られるメリット

自分の生活にも役立つ

お金のことって、何となくしかわからない人も多いはず。でも、自分がファイナンシャルプランナーになってしまえば、自分の生活に大いに役立てることができます。

自分の家計を自分で見直し、そして自分で将来を見据えてお金について考える…それだけで将来の不安も安心に代わっていくはずです。

転職に有利

キャリアアップを目指している人にとっても、ファイナンシャルプランナーの資格は役立ちます。業種にもよりますが、金融業界や不動産業界では、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると有利に働くことも。

資格があるということで、即戦力として採用してもらえる可能性も高まります。また、ファイナンシャルプランナーとして独立を目指すこともできるので、自分の力を試してみたい人にもぴったりです。

保険の種類別見直し術

一言で保険といっても、どんな保険が必要なのかは人それぞれ異なります。年齢やライフスタイル、何を目的としているかによって、かなり細かく分かれて種類が用意されています。

たくさんある保険の中から、これがベスト、というものを選べていれば安心ですよね。今加入している保険の種類が本当に合っているのか、定期的な見直しが必要です。

また選んでいる保険の種類は合っていても、保険は商品として日に日に保険内容が変化しています。昔加入したままの保険では、今自分にとってぴったりではない保険になっている可能性も。見直しはしっかりと行い、自分に合った保険を見つけたいですね。

定期保険

定期保険は、保証期間が一定期間と決められている保険のことです。実は見直しが非常に難しい保険であると考えられています。

契約が一定期間経過してから更新をすることもできますが、その時の年齢合わせて保険料は上昇します。高齢期で満期が来てしまって、今までの死亡保障がなくなってしまう、なんてことも。

とはいえ、保障額が多く必要な時期は一定期間しかありません。年齢を重ねるにつれて、必要な保障額は減少していくからです。更新が見直しをする良いきっかけにもなるでしょう。

定期保険について詳しく見る>>

養老保険

保険が満期を迎えた時、被保険者が存命していた場合、死亡時に保険金を受け取ることが可能な保険です。養老保険は別名貯蓄保険とも呼ばており、貯蓄型保険としても非常に優れています。

払い込んだ金額よりも受け取れる金額は高いため、最終的には得をすることができるのですが、その分保険料は高額になりがち。本当に養老保険としてお得になっているのかどうか、というところまで確認しておく必要があります。

特約をつけていると複雑な契約となっている場合もあるので、見直しによって適切な養老保険を見極めましょう。

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終身保険

被保険者が存命している限り、保障を受け続けることができるという保険が終身保険です。とはいえ、支払いは生涯というわけではありません。最長でも70歳まで、基本は定年とされている60歳ぐらいで支払いを終えることが多いです。

老後は保険料を支払う必要がないまま、保障はちゃんと受けられるという仕組みになっています。ただし、年齢を重ねるにつれて必要な保障額は減っていくため、昔のままの保障額になっている場合は、見直しをして減らしてしまってもいいでしょう。

また変額や定額、定期付きなのかなど…実は意外と知らないままで契約していた条件があるかもしれません。見直しによって、保障額や保険料をすっきりさせることができます。

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積立型保険

積立型保険は、貯蓄型保険の1つです。保険料を支払いながら積立をしていけるのがメリットとして知られています。満期を迎えてから保険料を受け取れば、支払っていた保険料よりも多く受け取りができる場合が多く、お得だといえますね。

貯蓄が苦手でなかなか貯めることができないというご家庭も、保険料として一定金額が引かれていくため、それが自然と貯蓄になっていくでしょう。

保険料は高額なりやすいですが、貯蓄を目的とするのであれば適切な保険といえます。ただし、高額で払い続けることができずに途中で解約をしてしまうと、手元に戻ってくる金額は支払っておいた保険料よりも少なくなってしまうので要注意。

家庭によって支払える金額の限度もあるため、見直しをして無理のない保険料を見つけましょう。

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学資保険

学資保険は、子供のための保険として親が加入するものです。満期になると、今まで支払ってきた保険料に近い金額を受け取ることができます。子供が1人育つためには、多くのお金がかかります。

子供が将来どんな道にでも迷わず進めるように、お金を用意しておくのは親の役目といえるでしょう。また、親としても子供にまだそれほどお金がかからないうちに学資保険を教育資金として貯めておくことができるのも助かりますね。

普通に貯蓄するのもいいのですが、学資保険の場合は親にもしものことが起きても、保険料は免除されたままで給付金を受け取ることができる、という点ですね。普通の貯蓄であれば、もしものことがあってからは貯蓄をすることができなくなります。

学資保険は妊娠したら、または子供が生まれたらできるだけ早く考え始めたほうがいい保険といえます。また、すでに加入している場合も、見直しをして適切な学資保険を見つけなくてはいけません。

個人年金保険・外貨建て保険

将来ちゃんと年金が受け取れるかどうか不安を感じている人が多く、個人年金保険に加入する人増えました。金利の影響があり、利回りの高さを求めて外貨建て保険という選択肢もあります。

支払いや保険金の受け取りを外貨で行うというのが、外貨建て保険です。やはり利回りの高さがメリットとされていますが、大事なのは為替相場。支払いの時よりも受け取りの時に円高になっていると、かなりの損をする可能性も考えなくてはいけません。

より専門性が高い保険商品であるため、こまめに見直しをして自分の外貨建て保険が問題ないかどうか、確かめる必要があります。

医療保険

医療保険は、病気やケガなどをした際に、医療費を給付してくれる保険となっています。医療保険には様々な種類があり、定期医療保険と呼ばれる掛け捨て型、老後の医療費まで賄ってくれる終身医療保険、特定の病気になった際に手厚いサポートを受けられるような保険などです。

医療保険は、どこまで保障をつけるかどうかを決めるのが難しい保険といわれています。医療費は健康保険に入っていれば負担額には限度があります。ただし、先進医療などの場合は適用できない場合もあるので、医療保険が役立つでしょう。

また特定の病気になった際の医療保険はこまめな見直しも考えなくてはいけません。年代によって発生する病気のリスクは異なるため、年齢を重ねたらよりリスクが高い病気を考えながら見直しをする必要がありそうです。特約でつけられる特定の病気に対する保障もあるので、主契約の保険とともに特約も見直しができるといいですね。

がん保険

がん保険は、がんになった際に保険が支払われるというタイプです。がんは治療費が高額になりやすく、保険が適用外となる治療もあります。がんになるリスクは誰もが持っているので、もしもの場合に備えておきたい、と考えるのではないでしょうか。がんは今、ちゃんと治療を受ければ治せる病気になっています。でも医療費の問題で満足が行く治療が受けられない…とならないように保険をしっかりと考えておきたいですね。

がん保険は、どの時点で保険が支払われるかといった違いや終身か定期かといった種類があります。がんと診断されたらまとめて支払われる場合もあれば、がんの治療にいくらかかったのかを申請してお金を受け取る場合も。どのタイプがいいか、その時の経済状況などに合わせて見直しも必要になりそうです。

また、がん治療も日々進化しています。以前加入していた保険では、新しく始まったがん治療は対象外、となってしまう可能性があります。がん保険の保障に関しても昔と今では変化しつつあるため、最新のがん保険での契約がおすすめ。見直しをして今がんになった場合に助かる保険であるかどうか、を基準として選びなおしてみましょう。

収入保障型保険

収入保障型保険は、病気になったときや死亡したときに残された家族に生活費としての収入を保障するタイプの保険です。通常、保険に加入していて死亡した場合は、まとめてお金が支払われます。しかし、収入保障型保険の場合は死亡してから毎月定額で残された家族に支払われるようになっています。

どの時点で受け取りが開始されるかにもよりますが、総合的には受け取れる金額が多くなるという点や、毎月の保険料を少なく将来に備えられる、という点で人気が高まっている保険です。

ただし、長く契約していると、最終的に受け取れる額が少なくなっている可能性があるので、子供が大きくなって残す必要性のあるお金が少なくなったタイミングで見直しをする必要がありそうです。

それぞれの特徴を理解し無駄のない見直しを

養老保険、終身保険は定期保険に比べて保険料が高くなりますが、その分、貯蓄性も高く、将来へ備えを漏れなく整えておきたい方にはピッタリ。

ですが、闇雲に契約・加入すればよいというものではありません。

また、保険料が割高になるとはいっても、ほかの商品との組合せなどで十分おトクにすることができます。

保険の見直しは、目先の数字で判断するのではなく、現在の暮らしや家族の今後、生涯設計を鑑みて、総合的に考える必要があるのです。

そのために必要となるのが、保険の専門知識と客観的な判断力。

このカテゴリーのコンテンツに目をとおし、ある程度理解したうえでFPなどの専門家に相談すれば、見直しもスムーズに進むと思います。

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